4月29日、日本武道館の予選が開催されました。
中学生は、4年連続優勝の快挙をプレッシャーの中達成してくれました。そして、小学生も準優勝と素晴しい戦績を残してくれました。小学生は、東院チーム、光雲チームも武道館の切符を手にし、中学生は、東院チームが三位と健闘しました。光雲チームが残念ながら2回戦で敗退しました。素晴しい戦績の裏には、皆様のご協力と門下生の努力の賜物と深く感謝しております。
さて、門下生はどのような努力をしたから結果が残せたのでしょう。一度よく考えて、振り返ってみてください。稽古内容では、昨年より本年の1月までは、ほとんどが切り返し、打ち込み、掛り稽古でしたね。何故かわかりますか?---今年のチームの選手はスランプになる子と集中力がすぐ切れる子が多かったのです。しかし、チームに穴はなく平均的でした。だからスランプと集中力が欠ける子には、それを感じさせる余裕を与えない稽古をすることにより、自然と打突を強くし、集中力を切らさない体力をつけ、前に出る強さを身につけさせたのです。そして2月頃より本格的な試合稽古によりお互いを競い合わせたのです。門下生同士の競い合う試合がお互いのスキルをあげ、最終には、小学生は大阪への練習試合、中学生は飛騨国府主催の錬成会に参加させていただき調整をさせていただきました。大阪三劔会の三宅先生、国府剣士会の和仁先生、誠に有難うございました。この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
今回の予選を見ていますと昨年までは全く歯がたたなかったチームに競り勝つ中学生東院チームの粘り強さは素晴しかったです。成長の跡がはっきり見えてきました。小学生準優勝の洗心チームは、まだ体力不足ですね。夏までに体力つけましょう。東院チームよく初戦粘り勝ちました。自信が出来たと思います。そして、4年生のみの光雲チーム、素晴しい!初戦を粘り勝ち、6年生の強豪チームにも競り勝ち見事日本武道館の切符を手にしてくれました。まさに自分達でもぎ取った勝利でした。ご父兄、選手、この1回の勝利の感動をいつまでも忘れないでください。
勝つためには何をすべきか!勝つことだけが目的ではない。ただ勝つことをあきらめると目標がなくなり今の自分から成長が出来ないと思う。勝つために努力し続けるのは大変だ、しかし、目標を持ち努力することが今の自分を変え、一段と逞しい剣士になっていくと思う。洗心剣士夏にむけて頑張ろう!
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