年も明けて1月もあとわずかとなりました。新年にたてた目標に向かって頑張っていることと思います。
さて、「人生の分岐点にいる人へ 1」での”素直な心をもつ”・・・出来ているでしょうか?
私は、何か物事に対処するとき思い出して実行しています。他人の助言では、あまり話したくない人からの話は聞くのも嫌なものですが、この人は嫌だという固定概念があり自分で決め付けていることに気がつきました。先日そのような方とお逢いする機会がありまして逢う前に今から逢う人は、私のために時間を作ってくれているんだ!有り難い、感謝しますと心の中で何回も思いながらお逢いしたところ、相手の話す内容が溶けるように私に染み渡る感じで、その内容も私の事を思い、親切に話してくださることがしみじみとわかりました。
どうしてこんなに今迄と違うのだろう!と考えていたところ、次は苦手な嫌な仕事が入ってきました。それにも先程の言葉を繰り返し思いながら対処したところ、思ったよりも仕事が楽しくはかどり、次の仕事をいただきました。自分なりによくよく考えてみました。そして少し気がついたことは、何事も今迄の固定概念をゼロにして、心を透明かつ、生まれたときは何も無かったように”無”になる事が素直な心になることかなと思いました。剣道においても、物事に対処するときでもなかなか無になることはできませんが、素直な心が働いた瞬間に無になるのではないかなと、感じました。物事をはじめる前に人は結果を考えます。そして結果を意識しすぎる。あまり、いろいろなことを悩んだり、苦しんだり、とってはいけない手段を考えたりするのではないかと思います。どうですか?
今述べたこと、そんなことわかっとる、前から実行してると言われる方も多数おみえになるかもしれませんが、私はやっと少し勝負と商売の”境地”が見えてきたような気がします。選手のみんなも試合や稽古で実践してみてください。相手に対し、心の中で相手をしてくださり有難う、感謝いたします。と何回も思いながら試合に臨んでください。この相手は強いし有名だ、とか、負けたらどうしようなどと考える余裕もなく、また監督や先生方のアドバイスも普段より理解ができ、試合に無に近い状態で臨めるはずです。
今結果をすぐ求められている人、何事にも先程述べた事柄を何回も実施してみてください。きっと素直な心がいつも出てくると思います。
何回も実施することが、新年の抱負にも述べました”内面の強化”になると思います。私も実施していきます。そして今回の人生の「分岐点にいる人へ 2」は、述べたことを実施することにより、分岐点に立ったとき素直な心をもって無となり、必ず良い方向へ導かれると信じています。
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