大会日時:2007年 08月 26日(日曜日) 会場:佐賀県総合体育館[佐賀県佐賀市]
団体戦 – 小学生の部:優勝 洗心道場
先鋒:那須田 次鋒:野依 中堅:山本 副将:加賀 大将:久田松
決勝トーナメント | |||
---|---|---|---|
2回戦 | 洗心道場 | 5 – 0 | 大町少剣ク(佐賀) |
3回戦 | 洗心道場 | 4 – 0 | 久原剣道(佐賀) |
4回戦 | 洗心道場 | 4 – 0 | 厳武堂(佐賀) |
5回戦 | 洗心道場 | 4 – 1 | 臥龍徳心館A(佐賀) |
準々決勝戦 | 洗心道場 | 4 – 1 | 小島道場(福岡) |
準決勝戦 | 洗心道場 | 3 – 0 | 西武館(福岡) |
決勝戦 | 洗心道場 | 3 – 1 | 春日聖剣会(福岡) |
団体戦 – 小学生の部:ベスト8 東院剣友会
先鋒:奥村(崇) 次鋒:川原 中堅:武田 副将:三宅 大将:奥村(太)
洗心道場2連覇 正確な打突で圧倒【小学生の部】
衝撃的な「初出場、初V」から1年。東海からやって来た洗心道場(愛知)が「優勝街道」を駆け抜け、2連覇を達成した。基本に忠実な剣さばきと、大会関係者が「高段者のようだ」と評す高度な技。自信を持って繰り出す打突は、ワンランク上の強さと巧みさがあった。
春日聖剣会(福岡)との決勝。先鋒(せんぽう)戦を落としたものの、次鋒・野依聖大は「僕が取り返せばいい」。準決勝までの6試合で全勝。そのうち3度は2本勝ちを収めていた野依は慌てることなく、試合場に立った。
開始12秒だった。春日聖剣会・藤野を追い込み、鮮やかにコテで1本を奪った。そして59秒。相手の出ばなにメンを決め、2本勝ちした。「中堅から後ろには自信を持っているので、序盤を五分で乗り切れたことは大きかった」と内田信之監督。6年生主体のチームでただ一人、レギュラーの5年生をたたえた。
名古屋市の寺院内にある道場で週3回の練習。基本的に試合形式の練習は行わず1時間半、打ち込みなど基礎練習を繰り返す。内田監督は「求めるのは、剣先の中心から割って入る剣道本来の攻め。それをやって負けるんだったらしょうがない」。この日7試合で、取得本数は52本(70本中)。小手先の技術に走らず、基本の徹底が確実性の高い打突を支えている。
「先輩たちに続けて良かった。優勝旗を守り続けたい」と主将の久田松雄一郎。当分の間、王座に君臨し続ける可能性は十分にある。
2007年8月27日 佐賀新聞の記事より抜粋
コメント