9月29日、第44回東別院洗心道場の大会が開催されました。
昨年は、台風の為、1本勝負(1分半)にて行いましたが、本年は、秋晴れの素晴らしい剣道日和になり、又、それにふさわしい試合を展開していただき、参加頂いた各道場の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
初参加の方には、道場の狭さと板の滑るのとで、びっくりされたと思います。洗心道場の板は、ひのきを使用しています。板の表面は何もコーティングしてありません。板には、門下生の日々の稽古の汗だけが、浸み込んでいます。木の素材だけですので、足さばき、姿勢等が、非常に重要になってきます。この道場で一度稽古していただくとわかりますが、剣道家にとっては、楽しい稽古場だと思います。一度稽古にお越し下さい。
また、この東別院は、織田信長の父、信秀のお城の跡地で、信長も元服するまでいた由緒ある場所です。私も日々、境内に入ると空気の違いを感じ、身の引き締まる思いです。
そして、この道場で修業した、本年卒門する中学3年生8名の門下生は、素晴らしい環境と今まで支えてくれた家族に感謝してください。君達には何時でも帰る場所があり、苦しい修行をやり遂げたという満足感がある。今までたくさんの挫折や喜びを経験しただろう。しかし、それらは両親や家族の直接的支えがあったから乗り越えれたが、これからは、ほとんどが自分自身で解決することが多くなるだろう。特に辛いことがあったときは、道場での辛さを乗り越えた自分を思いだし、自信を持って立ち向かってください。必ず良い道が開けます。
卒門生のご父兄の皆様、今までご苦労様でした。そして、卒門おめでとうございました。
皆様の今後の活躍を期待しています。また、道場で、待ってます。
最後になりましたが、洗心大会運営に、東別院様、役員、ご父兄の皆様、指導者が、一丸となり、無事終了できたこと、」深く感謝いたします。今後共、道場発展の為、お子様たちの為、ご協力宜しくお願いいたします。
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