第3回の「言々句々」掲載遅くなりまして誠に申し訳ございません。
本日、新たなる感動を門下生の子供達から頂き、剣道を通じての教育方法を考えさせられました。
第47回南区剣道大会(伝統ある大会)の個人戦に出場させていただき、小学生の全学年、中学生男子、中学生女子と出場しましたすべてのところで優勝をいたしました。完全制覇です。何と子供達はすごい事でしょう。そして、支えていただいているご家族の皆様、本当にご苦労様です。また、おめでとうございます。そして、入賞できなかった子供達、ほんとに紙一重でした。門下生すべてがレベルアップしてきました。指導計画通り進んでいることを実感した本日でした。
さて、今回”人生の分岐点にいる人へ”と題しました。いろんな場面で大なり、小なり分岐点はあるとおもいます。
今日の試合で優勝した人は、自身がつき、また少し剣道が好きになったでしょう。負けた人は、素直に原因を考え反省できるか。くさったら終わりですよ。ここも分岐点ですね。ここで私が言いたいのは、”素直に”ということです。厳密にいうと ”素直な心になれるか”ということです。
受験、就職、人間関係、剣道の修行、仕事、病気、愛、すべてが皆さんこれから経験して、あるときは乗り越えたり、又あるときは挫折し悩みそして前へ進んでいくでしょう。肝心なのは、その場面で素直な心で「なすべきをなす」だと思います。そこでいつも言ってます目標を持てということで、我々みずからの願いや目標を達成するためには、それを実現するにふさわしい考え方、態度、行動をすることが肝要だと思います。その根底をなすものが、素直な心になれるかということだと思います。この目標を達成するための考え方、態度、行動が剣道でいう道の修行ではないかと思います。その道を教育し共に歩むのが剣道の師匠だと思います。門下生、ご父兄が目標を持ち続けていただける限り、共に歩みたいと思います。また目標を見失ったときも一緒に見つけたいなと思います。
さて、中学3年生のみなさん、進学先を決めた人、これからチャレンジする人、決めた目標にむかい努力していることと思います。個人個人がこれから人生のアルバムを作っていくのです。いつも悩むでしょう、いつも迷うでしょう。それが当然です。先を考えると不安になるときもあるでしょう。そうしたとき、先ほど述べたように一度決めた目標にむかいその時々で今自分は何をなすべきかを素直に考え、目標達成するための考え方、態度、行動をしっかりもってください。
あるときは、命がけで頑張ってみてください。必ずその先に自分が想像もできなかったことが見えてきます。先生はそれを見たいのです。
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